椎間板ヘルニア
手術する前にご相談ください。
最近、良く探せば、ようやく手術療法の可否について、するべきではないと
いう先生方が出てきました。
私も同感で、整形外科で勤務していた時から思ってはいたが、根拠を示すことが出来なかったため、言葉で出してダメだとは言えませんでした。
しかし、
現在、一部の情報提供者もしっかりした根拠を示しているように手術をしてもよくなることは、ほとんど有りません。
椎間板症とは
- 椎間板ヘルニアは、椎間板の飛び出しによる神経圧迫症状を伴っている、画像的な診断が確定しているもの。
- 椎間板症は、画像的に確認していないが、椎間板の起因する症状がある状況。又は画像的には確認できないが、症状的には、椎間板が起因すると思われるもの。
- 椎間板の原因によると思われる症状があるようだ。
などと、言える。
しかし、この内容により手術をしても、または、しなくても、症状がなくなることがある。
手術をする診断とは
日本の医療の現状では、大お得意様が手術患者です。
治すを絶対的な信頼で手術する事が、ベストだといわれています。
しかし、欧米では、ヘルニアの手術の成功例は60%に満たないとの事。訴訟の厳しいアメリカなどでは、よほどの、誓約事項が整はない限り手術には至らない。
どちらにしても、可能性の低い手術という事です。
ヘルニアの症状とは
一番の苦痛はシビレです。
しかし、手術をする段階の人は痛みがツライ状況になっています。
神経の圧迫からは通常シビレが一番の症状です。
ヘルニアによる痛みとは
本来、正座によるシビレが、誰でも経験するところですが、シビレを切らして、動こうと立ち上がる瞬間。痛みになります。
動かないで、そのままですと、しびれています。
動こうとすると痛い、
経験上はこの様な形で痛みになります。
これは、筋肉の動きが原因するところの痛みです。
手術の可能性とは
手術は全く無駄です。
全身麻酔のみが有効である可能性は捨てられません。
完全弛緩状況を生み出すことが、結果的に症状を劇的に改善しています。
手術の効果ではなく、麻酔の効果だとする報告もあるようです。
大変な状況で、藁をもつかむ思いと、思いますが、
相談してみてください。
自分で克服する方法を示しながら、改善をお手伝いします。
巷の情報商材
最近では克服体験サポートなどの情報商材も出回っています。
その多くは、痛みを克服したという、状況の説明と、実践したことを書いているようです。
何をするかではなく、自分ですることが大切であることを、書いていないものは、無いと思います。
治療院、整形外科、接骨院、整体、など、いかないでも自分で、又は、情報提供者のサポートでなど自分で克服するのです。
克服するためには、何処にも行かないでよい。触らないほうが良い、
指圧、マッサージ、などの手技もダメ、
この情報で、必ず治ると購入をするよう導かれます。
セルフケアの大切さを、理解することの大切さを話されているので、良いように思えるようです。が、一つの考え方が、マニュアル化されているものと推察されます。
それは、筋肉の緊張をいかにとるかです。
腰痛に限らず多くの症状は筋肉緊張と密接にかかわっています。
間違った知識、治療では効果が出ない
そもそも、椎間板の影響による事と、説明されるのみの治療は避けることをお勧めします。
原因として提示される内容は、
* 筋肉の緊張 * 脳の勘違い(精神的なもの) * 椎間板による神経圧迫による末梢神経刺激
があると思います。
症状により内容は異なります。
治療
筋肉の緊張を取ることを第一に治療します。
時期を見て、ニュートンベッドで牽引をしながら、自分で解決できる
糸口をつかんで頂けるようにお手伝いします。
今日来てすぐに良くなる事は無いかもしれませんが、希望を持てるような対応を心がけています。
セルフケアとは
緊張をしっかり取る特殊なストレッチング法をお教えします。
自分で出来る正体をお教えしますので、段階的によくなるための自律訓練になります。
治療する事はとても大切なことですが、
自分でしっかり自分の状況を理解し、変えて行こうとする努力はもっと大切です。
一度、痛みの無い状況を作り、あとは自分でも努力する。
主体的な賢い患者になるようお手伝いしています。